2021/04/24 16:16
構想4年!
ARRROUND Wicked Sound Makerオリジナル、LP見開きジャケットサイズの木製フレームを遂に発売します。
AWSM Frame "Gatefold Luv" 商品ページ
そもそもARRROUND Wicked Sound Makerを立ち上げるきっかけとなったのがこれでした。
MIXCDなどの音楽ソフトより前に、こういう音楽の周辺(=around)の「こんなのあったらなぁ」と思うイイもの(Wicked Goodies)を作って販売できたらなと。
そこからARRROUND Wicked Sound Makerというレーベル名も決まりました。
もっと遡ると、昔、先輩の笹沼さん(SLY MONGOOSE)に「ストーンズの『BLACK AND BLUE』の中ジャケがカッコイイんだよね」と教えてもらって、
おそらくその時に「これ開いた状態で飾りたいな~」と初めて思った気がします。
それから見開きジャケット用のフレームは売ってないものかと探したんですが、見事に全然売ってなかったんですよね。
だったら作ろう!と。
そこから製品として販売可能な価格、デザインにたどり着くまでに3年ほどかかってしまったのですが、
縁あって、鹿児島の家具職人さんに作ってもらえることになり、一気に実現へと向かいました。
鹿児島でタコス屋さんla fonda EL PURPを営むナオ君、& COFFEEのゴリョウさん、そしてsatsuma made furniture works ANAGURAの萩原さん、ありがとうございます!
さて実際にフレームが完成しジャケットを入れてみると、これがめちゃくちゃ楽しい!
いままで開いて眺めることしかできなかった見開きジャケットを開いた状態で木枠&ガラスの中に額装すると、
いままで見えていなかった表情をみせてくれて、「アート作品」として非常に映えます。
レコード産業に潤沢な予算のあった60年代、70年代のロック、ジャズ、ソウル等の名盤には見開きジャケットが多くて、
開いた状態で1枚の絵になっているデザインも多いですよね。ジミヘンのアレとかクリムゾンのアレとか、、、オハイオ・プレイヤーズも全部そうですよね。
あと、開くと縦に繋がっている構図のデザインも多くて、これもフレームに入れて飾るとかなり新鮮で良いです!
さらに、見開きジャケではなく、普通の正方形の12インチジャケットを2枚並べて飾るのも面白いです。
ビートルズの赤盤・青盤みたいな色違いを並べるも良し、色味を揃えるとか、似たデザインのものを並べるとか、
“MIX”することのおもしろさ(またはイビツさ)、ニコイチで枠の中に閉じ込めることによる見え方の妙というか…
上記の通り何年も前から構想を温めていたので、まったくもって狙ったわけではないのですが
奇しくも世界中がステイホームを強いられている状況で、
家にいながら音楽とその周りのアートを楽しむことができるプロダクトにもなっているかと思います。
レコード好きな方なら思う存分、無限に楽しんでいただけるのではないでしょうか。
一家に一台、いかがでしょう?
NOOLIO (ARRROUND Wicked Sound Maker)
今回発売にあたって、素敵な写真を多数撮ってくれたカメラマンのKeisuke Inoue君、撮影にご協力いただいた万珍酒店、
いろいろと相談させていただきアドバイスくださった友人知人のみなさまに感謝します。